タイトル:第68回中国テニス選手権(J1-2/地方大会)
Match Result 【Singles】
  • 1回戦 work over


8月6日。。
今こうして平和であることの有難さを改めて感じる「原爆の日」に
僕は激しく降りしきる雨の中を、山陽自動車道で山口へと運転していました。
その日は「中国テニス選手権」(J1-2/地方大会)の初日だったのです。

実はこの大会へ向けて、僕は一つの問題を抱えていました。
それは、前回大会後からアキレス腱に違和感を感じ始めており、練習やトレーニング後には
いつもアイシングをしていました。
しかし、その後はだんだんと痛みがはっきりと出るようになり、テーピングやサポーターを使用しても
痛みを感じて走れなくなっていきました。(ひどい時は歩行も困難でした)
きっと、フットワークトレーニングで負荷を掛け続けたのが原因だと思います。
(その他の理由や対策についても、現在進行形で追求しています。)

だから試合前の3日間は、敢えて練習をせずに、少しでも良くなることを期待していたのです。
棄権をすることも考えましたが、コートに立って、出来るところまでやってみたかったので
その日、車を運転していたのです。

レーダーを見ると、会場の宇部市はすでに雨が上がっており、激しい雨雲は岩国~広島市周辺にありました。
「雨の平和式典なんて、今まで見たことがないな」
と思いながら、通行止めとなった山陽自動車道を大野ICで降りました。

早朝の段階で、大野IC~玖珂ICまでが通行止めになっていたのは知っていましたが
国道を通ってもう一度玖珂ICから乗ればいいと考えていました。
しかし、それは甘かったのです。
岩国周辺は、記録的な大雨により、土砂災害やがけ崩れなどが数ヶ所で起き、主要な山沿いの国道は通行止め。
よって、唯一の道に車が集中して大渋滞となりました。

刻一刻と時間が過ぎ去る中、車は一向に進まず
最終的に、試合開始時間までに会場にたどり着くことが出来ずに、work over(棄権)

今回も試合の中でやりたいことがあったので、とても残念でした。
だけど「これは今、無理するな!ってことだな」と思い、広島へと帰ったのでした。

その後も痛みはすぐに治らず、日に日にではなく、一週間ごとに少しずつ良くなる感じ。
ケガが重さに改めて気付き、あそこで無理をせずに正解だったなと思いました。
(病院の診断では、アキレス腱炎でした)

ちなみに、これを書いているあれから3週間後の現在、ようやく少し走れるようになりました。
ただ痛みが完全になくなった訳ではないので、もう少しリハビリを続けながら
9月から練習を再開する予定です。

そして、テニスやコンディションの調整に、少し時間が必要になりそうなので
9月中旬に予定していた大会は、残念ながらキャンセルしました。

次回は、10月に試合に出る予定です!

ちなみに、今回のケガをして一つとても良かったこと。
それは、「足裏やアキレス腱の機能」について、色々と勉強することが出来たことです。
まだ活かしきれていない体の部位があることに、気が付くことが出来ました。
フットワーク向上のヒントを得ることが出来たので、順調に良くなれば、ぜひ活かしていきたいです!

そして、8月はレッスンに専念している中で、ある方のレッスンをしている際に
ふと「フォアハンドやバックハンドストロークにおける数種類の当て方」についての閃きを得ました!
今まで色々とやって来たことが、一つに結びついた瞬間でした!!
これで今まで経験してきたストロークの全てを説明できる!とも思いました。

その後に、自分で打った感覚や、生徒さんの反応、プロのビデオからの客観的な裏付けは
バッチリ取れています。

下半身の使い方に、このボールの当て方の使い分けが完成すれば
「上手く打てない訳がない!」とも思っています。(かなりの自信です)

今後の進化に期待していてください!

早く試合で使いたいので、しっかりと足を治して早期復帰を目指します!